どうも、TETSUYAです。
今回はメンタリストになるためのおすすめ本を厳選してご紹介いたします。
【項目別】本のおすすめ
- メンタリズムの概要を知る
- メタルベンディング
- コールドリーディング
- マッスルリーディング/ノンバーバルサイン
- 催眠術
- 記憶術
- パフォーマンス演目
上記の項目別に分けて本を紹介していきます。一部DVDもありますがご了承ください。
この記事において紹介する本は、なんとなくメンタリズムに興味がある人というよりかは、メンタリストを目指したいという人向けです。
もちろん一般の人も読んで楽しめると思いますが、難しい内容のものが多いのでそちらもご了承ください。
それでは紹介していきます。
メンタリズムとは
メンタリズムとは、暗示やリーディングなどの心理術を用いて実践的にパフォーマンスをすることです。それをする人をメンタリストといいます。
メンタリズム/メンタリストに関してはこちらの記事でわかりやすく解説しているので参考にしてください。
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参考【初心者必見】メンタリストになるには何をすればいいのか【答えは読書と練習】
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【厳選TOP13】メンタリストになるためのおすすめ本
それでは項目別に分けて本を紹介していきます。
メンタリズムの概要を知る
まずはメンタリズムの全体像を把握しましょう。
野球のルールを知らずにいきなり試合を始めるなんてことは無茶です。
少し難しい本を紹介しますが、おもしろさも十二分にあるのでぜひすべて読んでいただきたいです。
メンタリズムの罠
名著です。
メンタリズム抜きにしても読んでておもしろかったです。ただ、英語独特の表現を和訳しているためわかりづらい表現があったり、関係ない話を数ページに渡って書き綴っていたりするので読むのは難しい印象でした。
いずれにせよ、この本を読まずしてメンタリストは始まらないので読みましょう。
メンタリストになる!
これは『メンタリズムの罠』よりもわかりやすくメンタリズムについて解説しています。
こちらを読んでから『メンタリズムの罠』を読むのがいいかもしれません。
僕は『メンタリズムの罠』を先に読んでからこちらを読んだので、この本がめちゃくちゃ簡単に思えました。
文の表現的な意味では『メンタリズムの罠』の方がおもしろく、むしろこちらが"つまらない"とさえ感じてしまいました。
ただ、相対的な意味での"つまらない"であり、おもしろくタメになる本であることには変わらないので、こちらも必読本です。
13 steps to Mentalism
40年以上もメンタリスト達の支えとなり、全世界のメンタリストが影響を受けてきた本です。
有名なメンタリストであるマックス・メイビンも「この本を知らない人、読んでない人とは話をしたくない」とまで言っています。
残念なのが完全邦訳本がないことです。一応別冊として日本語解説書がありますが。
どんな方法であれこの本の全貌を明らかにする努力は必須です。
メタルベンディング
次にメタルベンディングの解説本を一冊紹介します。
メタルベンディングとはいわゆるフォーク曲げのことですが、これにしろトランプマジックにしろ、パフォーマンスの導入でマジックを披露しその後のパフォーマンスを信頼させるのは、演目を成功させる上で有効な手法です。
取り入れられるのであれば取り入れましょう。
メンタリズム フォーク・スプーン曲げ 曲げ方完全解説
こちらでメタルベンディングをマスターすることができます。
練習しすぎると曲がったフォークのゴミの山ができて家族から怪しまれるので、程々に頑張りましょう。
コールド・リーディング
コールド・リーディングとは相手の情報を何も知らない状態で相手のことを言い当てることです。
例えば「あなたは一見社交的で人と関わるのが好きなように見えますが、家に帰れば内向的な自分が顕著になり、会社や飲み会で社交的に振舞わなければいけないことに嫌気がさしますね?」というリーディングがあったとして、一瞬今これを読んでいる読者さんもドキッとしたかもしれません。でもこれはただ誰にでも当てはまる”二面性”について言っているだけなんです。これはコールド・リーディングの技法の一つです。
逆に事前に調べた相手のリーディングを行うことをホット・リーディングと言います。
コールド・リーディングには様々な手法があるので、解説本を紹介します。おすすめの一冊です。
コールド・リーディング 人の心を一瞬でつかむ技術
コールド・リーディングに関してはこれ一冊を読めばOKです。
占星術師や霊能力者などのサイキックを例にコールド・リーディングの解説を展開しているのが、皮肉的でおもしろいです。
もちろんわかりやすくかつ網羅的な解説です。
マッスル・リーディング/ノンバーバルサイン
これは非言語サインのことです。
例えば表情やしぐさなど。
嘘を見抜く上でその言動に注目がいきがちですが、実は体の中で口が一番嘘つきです。
嘘を見抜きたいのであれば非言語サインに注目しなければいけません。
ノンバーバルサインを勉強することは、嘘を見抜く以外にもコールド・リーディングに繋げられたり様々なメリットがあるので、こちらも必須科目となります。
FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学
ノンバーバルサインに関してはこの1冊で十分です。
実際の尋問や取り調べを例に上げてくれているので、わかりやすいものとなっています。
他の書籍だとノンバーバルの論拠が弱いものがちらほらありますが、この本に書かれている根拠は信頼にたるものです。その是非は実際に手にとって確かめてみてください。
表情分析入門
表情は口の次に嘘つきと言われていますが、とはいえノンバーバルサインとしては学んでおくべき分野です。
「目は口ほどに物を言う」とも言われるくらいに表情は全てを物語ることもあるので、こちらも勉強しましょう。
催眠術
「メンタリストって催眠術も使うの?」と思われるかもしれませんが、使います。
絶対使わなければいけないわけではないですが、会話法や誘導術を学べる点でも得られるものは多いです。
また、僕と同様に催眠術に対して良い印象を持っていない人もいると思います。
勉強を始めると、今までの催眠術の認識は間違っていたことに気がつきます。テレビが大袈裟にやっていただけだと。
リラクゼーション効果やトラウマの克服など、良いものを与えられるメンタリストになりましょう。
ミルトン・エリクソンの催眠療法入門
催眠療法といえばミルトン・エリクソンです。この人の本を読んでいれば間違いありません。
某有名なNLP(神経言語プログラミング)も彼の会話術を取り入れています。
まずはこの本を読みましょう。
林貞年の著作
彼の著作は非常に読みやすいです。日本人目線で丁寧に解説されています。
この3部作で催眠術を網羅的に学ぶことができます。
- 催眠術のかけ方
- 催眠術の極意
- 催眠術の極め方
記憶術
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この乱暴な数字の羅列を3分で覚えてしまったらすごくないですか?
それが記憶術を活用すると実現可能なのです。
記憶術を使うとそれ単体で演目にできるだけでなく、ポーカーや人間関係など様々な場面で活用できます。
観察の次に大事な勉強科目でしょう。
KGBスパイ式記憶術
名前からも興味がそそられますよね。名前に負けずおもしろくタメになる本でした。
いきなり読むには少し難しい内容になっていますが、『メンタリズムの罠』や『メンタリストになる!』を読んできた人であれば造作もありません。
章の途中で演習や課題が出されたり、ストーリー式で進む解説が、読者への寄り添いを感じさせます。
パフォーマンス演目
最後に、実際に自分がステージに立ったときにどんなパフォーマンスをすればいいのかを把握する必要があります。
それをするにはパフォーマンスDVDを見るのが手っ取り早いでしょう。
DVDは海外のものしかなく、価値のあるもののため比較的高価ですが、自己投資は惜しまないほうが吉です。
マックス・メイビン
彼は多くのパフォーマンスDVDを出しています。
どれも万越えですが、その価値があるDVDが多数なので惜しまず投資です。
このDVDは僕のイチオシです。
【番外編】おすすめメンタリストドラマ
余談ですが、かなりおすすめなのでお話しします。
THE MENTALISTというメンタリズムで刑事事件を解決する海外ドラマがあるのですが、おもしろい上にメンタリズムのテクニックが多く使われています。
僕はこれを観ることでメンタリズムの勉強のモチベがグンと上がりました。
イマイチ勉強に身が入らない人は、観てみるとよいかもです。
Amazonプライムや
U-NEXTでも観ることができるので、登録してない人は無料トライアル期間を活用して観ちゃいましょう。
ひたすら本でインプットしたら次はひたすら練習しよう
ということで今回はメンタリストになるためのおすすめ本を厳選して紹介させていただきました。
長文になってしまい申し訳ございません。
【項目別】本のおすすめ
- メンタリズムの概要を知る
- メタルベンディング
- コールドリーディング
- マッスルリーディング/ノンバーバルサイン
- 催眠術
- 記憶術
- パフォーマンス演目
これらの本でひたすら勉強したら、次はひたすら練習しましょう。
「地味だなあ」と思うかもしれませんが、これしかメンタリストとして成長する方法はないです。僕も「地味だなあ」と思いながら頑張りました。
この記事が誰かのためになっていたら嬉しいです。
それではまた。