どうも、TETSUYAです。
今回は、明るい人には「暗い人だね」と対極的な性格の傾向を言えば喜ぶ【虹色の戦略】について解説していきたいと思います。
結論は、タイトルの通りです。対極的な性格を言ってあげると相手は大抵喜びます。むしろ全くそうでなさそうな性格を言っても喜ぶかもです。
それら理由を掘り下げていきましょう。
人は一つの性格では言い表せない
まずは人間の性についてみていきましょう。
何でも自分のことに当てはめる
人の性質として、何でも自分のことに当てはめようとします。
友達の愚痴話を聞いて自分も似たようなシチュエーションの不満を思い出したり、恋愛映画を今の好きな人と重ねながら観てしまったり、「野心的なところがあるね」と言われれば「そうかもしれない」と思うわけです。どんなに堅実な人であったとしても。
だから多少自分に当てはまっていなかったとしても、頑張って自分に当てはまる部分を見つけようとします。
常に内向的、常に外交的な人はいない
人間は一つの性格では言い表せません。
家でも外でも社交的な人であったり、他人とも親友とも内向的な人はいないのです。
何かしら複数の側面を持ち、シチュエーションに合わせて性格を合わせていきます。器用な生き物です。
見た目通りの性格は言われ慣れている
これは人間の性というよりかは環境の問題ですが、人は見た目通りの性格は言われ慣れています。
スポーツをやっていてわんぱくな人は「明るい人」、勉強好きで本をたくさん読んでいる人は「真面目」です。
見た目通りの性格は言われ慣れているので、それを言われたとこで目新しさはなく、むしろ「ああ、またそれね」と退屈です。
【虹色の戦略】対極的な性格の傾向を言おう
人間の性について踏まえた上で、虹色の戦略をみていきましょう。
虹色の戦略とは
性格についてある傾向を指摘すると同時に、それと対極にあるような傾向についても述べることを虹色の戦略といいます。
これは、虹の中にあらゆる色が含まれているように、一方の極から対極までの間でのあらゆる可能性を人は持っているということから名付けられています。
内向的なのに外交的、野心的なのに堅実、思いやりがあるのに利己的、など何でもありです。
センシティブな内容は柔らかく伝える
人の内面について指摘するので、オブラートに包んで言わなくてはいけないこともあります。そこは臨機応変にやりましょう。
分量についてのは触れない
これはつまり、「あなたは人にモノを買わせることが上手いですが、ときにはこの分野に不安を感じ圧倒されることがあるみたいですね」と言ったときに、相手が10年間営業成績トップで不安やプレッシャーを一切感じたことのない人であれば否定されてしまう、ということです。
分量を量れてしまうことは反論の余地に繋がるので、触れないようにしましょう。
虹色の戦略による効果
- 自分のことを理解していると思わせられる
- 印象に残る
この2つです。
自分の理解者だと思わせられる
人間の性で述べたように、人は見た目通りの性格を言われ慣れています。
そのため、普段言われない性格の側面について触れられた場合「この人は私のことをわかっている」と思います。
そうすることでラポール(信頼関係)が築けますし、あなたに興味を持つでしょう。
印象に残る
「何でわかったの?!」と非日常的な体験をすることで強く印象に残ります。
言われ慣れていないことを言われるわけですから、印象強いわけです。
虹色の戦略は今日からできる会話術です
ということで今回は、対極的な性格の傾向を言えば喜ぶ【虹色の戦略】について解説させていただきました。
まとめ
- 人は何でも自分に当てはめる
- 見た目通りの性格は言われ慣れている
- 虹色の戦略を使えば印象と信頼感を与える
これはそんな難しいことではないので、今すぐにでも実践できる会話術です。
見た目や仕草から連想される性格が思い浮かんだら、それとは対極の性格を言ってあげればいいだけです。対極じゃなくてもいけます。
ぜひお試しを。
それではまた。